TOP【作文添削教室】「『積み重ね』のスタートを」

2015年04月14日 火曜日 【作文添削教室】「『積み重ね』のスタートを」     (  )

「『積み重ね』のスタートを」

 新年度を迎え、塾生のみなさんは新たな学校生活に期待をふくらませていることと思います。新しく受け取った教科書のピンと張った表紙を見るだけで、「がんばるぞ!」という意欲がわいてくるのではないでしょうか。まして、今年受験生となる生徒さんにとっては特別な新年度のスタートだと思います。

 当たり前のことですが、スタートがあれば必ずゴールがあります。受験生にとってはゴール目前でもある昨年十二月の課題に「試験前の不安な気持ちを作文にする」というものがありました。作文に書かれた様々な不安の中で、試験当日に対する不安は当日までに残された時間の中で克服することができます。試験結果については、全力で試験を受けたその結果なので自分を信じて待つしかありません。しかし、「もっと勉強しておけばよかった」という過去の時間に対する「後悔」だけは、十二月の時点ではどうすることもできません。作文に関してゴール目前で後悔することのないように、添削を続けてきた上での実感として、私は生徒さんに次の三点をぜひ今からスタートしてほしいと思います。

 まず一つ目は「書き言葉に慣れる」こと。毎日少しずつでも良いので本や新聞を読み、書き言葉と話し言葉の表現の違いを理解し、書き言葉で文章が書けるようになってほしいと思います。また、本や新聞を読むことによって情報を得、語彙力を身に付け、感性を磨くことは、作文の内容を充実させることにもつながります。
 二つ目は「字をていねいに書く」こと。形がきれいでなくても、ていねいに書かれた字からは書いた人の人柄が伝わります。受験ではそれも一つの採点基準だと思って、今から字をていねいに書くよう心がけてほしいと思います。
 三つ目は「漢字を正しく覚える」こと。例えば「一日十文字」といったように少しずつでも数を決めて、一つの点、一つの線まで正確に覚えてほしいと思います。(漢字を覚えながらていねいに書く練習もすれば一石二鳥です。)

0414 課題に対して何を感じ、何を考え、どのように作文を書くか。それは一人一人の個性や感性にも関わる事柄なので個人による違いはあると思います。しかし表記に関するこれらの三点はだれでも「やればできる」ことです。作文に関して悔いのないゴールを迎えられるように、まずは基本的で確実なことから、積み重ねのスタートを切ってほしいと思います。

 

 

早稲田育英ゼミナール 新座中央教室

電 話

048-480-5980

受付時間

16:00〜20:00

定休日・備考

土曜日・日曜日

住 所

〒352-0016

埼玉県新座市馬場2-1-41

交 通

東武東上線朝霞台駅 バス15分 原ヶ谷戸下車 徒歩30秒

ページトップへ